11月23日は「 お赤飯の日 」
2024-11-02
◎ ご存じですか?
11月23日は「お赤飯の日」です。
古代より赤い色には邪気を払う力があるとされており、赤いご飯を食べる習慣があり、
小豆などで色付けされた赤飯が、日本中で食べられてきました。
現在、勤労感謝の日である11月23日は、その昔「新嘗祭(にいなめさい)」
といわれ、その年に収穫した新穀を神に捧げて感謝する日でした。
その故事から11月23日が「お赤飯の日」となりました。
◎ 「お赤飯」は幸せごはん
現在では、祝い事や祭りなど吉事に赤飯を食べる風習が残っていますが、
その昔は悪い事がおきるなど凶事の時にも赤飯を炊く風習がありました。
これは、いわゆる「縁起直し」という期待を込めて赤飯を炊いたと考えられています。
「子供の健やかな成長を願う」
「何か良いことがあった」
「人生の節目を祝う」
「幸せを祈る」
などのような時にでも、お赤飯は優しい気持ちのこもった幸せごはんなのです。
◎ 栄養たっぷり「健康効果」
赤飯に多く使われる小豆やささげは、古くから体に良い食べ物として大切に食べられて
きました。
良質のたんぱく質はもちろん、ビタミンB1、B2、B6や、カリウム、鉄、カルシウム
などのミネラルのほか、食物繊維やポリフェノールも豊富に含まれており、現代人に不足
しがちの栄養素がたっぷり入っています。
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